2024/9/20
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「認知症フォーラム」に参加させていただきました!! |
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「9月」・・・それは「世界アルツハイマー月間」です! 1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。 これに伴いまして先日、北見市内で開催されました「認知症フォーラム」に参加させていただきました!! 会場には150名ほどの来場があり「認知症」についても皆様の関心の高さを感じられました。 確かに、今現在のところ介護が必要となった原因として最も多いのが「認知症」です。 以前は脳血管疾患(脳卒中)が最多でしたが、近年は認知症となっています。 関心も、必然的に高まりますよね・・・ 講演では、現場の保健師の方から「認知症」を診察してもらうまでの家族・本人・周りの関連する人々などの心構えや接し方や環境づくり等を事細かく教えて頂き大変勉強になりました。 また、「認知症」の専門医としてご活躍されている先生からは、「人生100年時代と言ってもイキイキとした社会生活を送るためには体と脳の両方の健康を意識することが大切です」とのお話から始まり、具体的な治療で{薬を使う治療}や{薬を使わない(薬の量を減らしていく)治療}のお話をいただきました。 特に先生からは、薬の量を減らす治療について具体的な症状の改善データーなどを見させていただきまして素人の私でも理解できるほどの素晴らしい講演でした! ここで、先生からいただいた資料で、「頭ではなんとなく理解してても行動を起こせない・行動を起こさなければならない」12のポイントをご紹介いたします。 これは、世界保健機関(WHO)が認知症の発生や進行を遅らせるために、12の危険因子についてガイドラインを定めていることに基づきます。 その多くは認知症に限らず、健康全般の増進に有効な対策です。 健康に良いとされる習慣を無理のない範囲内で取り入れられ、高血圧や糖尿病をきちんと管理し、脳血管の状態を改善することは、血管性認知症をある程度予防できるだけでなく、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症の進行を送られることも期待でします。 大切なポイントは、一人ひとりにあった食事や運動などライフスタイルを考え、取り組むことです。 それでは、以下に12の危険因子をご紹介いたします。 point1~定期的な運動 *脳の活性化には、週2回以上、1回30分以上、ウォーキングなどの有酸素運動を! point2~禁煙 *喫煙者の認知機能低下リスクは非喫煙者の1.3~1.4倍! point3~健康的な食生活 *1日400gの野菜・果物と、魚など良質なたんぱく質を積極的にバランスよく! point4~節度ある飲酒 *1日ビール中瓶1本、日本酒1合が理想的。飲み過ぎには要注意! point5~体重のコントロール *肥満は認知機能障害の原因になることも。減量の基本は、食事改善と運動。 point6~血圧のコントロール *中年期の高血圧は認知機能低下の要因に。予防のためには減塩を! point7~血糖値のコントロール *血糖コントロールの改善で認知機能の低下リスクを減らして、認知症予防を! point8~資質のコントロール *コルステロールの増加は認知機能低下の原因に。食物繊維の多い食品を積極的に! point9~心の健康維持 *うつ病で認知機能低下リスクが2.5倍に。積極的な休養を心がけ、睡眠は量より質を! point10~聴力の維持 *中年期の聴力低下で認知機能低下リスクも増大。聴こえの改善にコミュニケーションの工夫を。 point11~知的活動への取り組み *考える・記憶する・判断するなどの知的活動が認知機能低下を予防。 point12~社会活動への参加 *社会との繋がりの豊かさは、その後の認知症リスクの低下に関連。 以上が12の危険因子なんですが・・・・これを見ると・・・なんとなく・・・私の最近の注意することや改善することに全て当てはまってしまいますので・・・心が苦しいです・・・ まずは、取り組めるものから少しずつでも前に進めるようやってみます!! |
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